2018年 07月 11日
2冊の本 |
大雨の被害がまだまだ広がりそうで、重苦しい気持ちです。一人でも多く助かりますように…。
わたしは行動控えめに、ゆっくり本を読む時間をとりました。
一冊目は、「和樂」6月号です。「琳派って楽しい!」をじっくり読みました。
俵屋宗達(本阿弥光悦)100年⇨尾形光琳100年⇨酒井抱一(弟子)鈴木其一⇨神坂雪佳(明治…
↓抱一「夏秋草図屏風」は、憧れの光琳「風神雷神図屏風」の裏に、金ではなく銀をベースに描いた。
2冊目は原田マハさんの新書本。
「たゆたえども沈まず」の後に書かれたものだ。
入り口が高岡出身「林 忠正」:ゴッホがパリにいた頃活躍した画商で、出口がゴッホになったとのこと。
ゴッホ(オランダ生まれ)の住まいの変遷:オランダ⇨パリ⇨アルル⇨サン・レミ・ド・プロバンス⇨オーベル・シュル・オワーズ。
終焉の地で集大成とも言える絵が、続々と生み出された。
アルルでの「ルーラン夫妻」は、先日ボストン美術館で見ることができた。「夜のカフェテラス」も見たい。「星月夜」は、MoMAで見られたらすごいね。フランスのファン・ゴッホ美術館へ行けたら夢みたいよ。
この本を手に入れ、ゴッホの画集を横に置いて、見比べながらまた振り返りたいと思う。
描く意欲がどっかへ行ってるわたしに、描こうという気持ちが戻ってくるといいな。
by yo-koyo-kosan
| 2018-07-11 09:31
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